指数関数的成長
おはようございます。大阪でフリーフォトグラファーをしている永田謙一郎(@kenichiro_nagata)です。
さて、今回はちょっとむずかしい話をします(笑)
自分でもどこまで説明できるか、また正しく説明できているかは不明ですので、取扱は自己責任で。
指数関数的成長における誤解
よくビジネス書やら、セミナーで
「成長曲線というのは指数関数的に伸びていきます、つまりある点から急激に成長の幅が広がり、ビジネスが一気に加速します」
とか言うのをきいたことないですか?
↑上記 図1とします。
上記の「赤い星」のところから一気にビジネスが成長する。
みたいな。
これって実はグラフの視覚的トリックだったりするんですよね。
成長が指数関数と仮定して、更に時間軸を伸ばしていくとこういうグラフになります。
↑上記 図2とします。
図1の赤い点と図2の赤い点は同じ位置を指しています。
図2をみると、赤い点はとても一気に成長する点には見えないですよね。
ちなみに、このようになにかの変化が現れる点の事を「特異点」とか言ったりします。
図1で言うと
「赤い星の特異点をさかいにビジネスが加速していきます」
図2で言うと
「黄色い星を特異点をさかいにビジネスが加速していきます」
なんて使われ方をするわけです。
更に時間軸を伸ばしてみましょう。
指数関数はこのような曲線を描きます。
こうなると赤い星も黄色い星も特異点とは呼べません。
つまり、指数関数に「特異点は存在しない」とも言えますし、「全てが特異点である」とも言えるわけです。
これをビジネスに置き換えると
「今の自分のビジネスは一気に加速する点はない」とも言えますし「いつでも一気に加速する点」とも言えます。
ということは、何か成長ビジネスを見つけたときに
「やべー、出遅れた!」
って事は無いわけです。
どの点をとっても、成長曲線は同じなので。
何がいいたいかと言われると、「思い立ったが吉日」「始めるにおそすぎるということはない」ということですね。
今回は
指数関数的成長曲線には特異点がない
というお話でした。
あー、普段はもっと気軽な話をしているので、引かないでーーーー!
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