知られているようで、みんなよく知らないフォトグラファーという存在
おはようございます、大阪でフリーフォトグラファーをしている、永田謙一郎です。
今回は永田が感じた世間における「フォトグラファー」という存在の話です。
初めてお会いした方と名刺交換させていただいて
「写真やってます」
と言うと、
「えー! すごいですねー!」
とよく言われます。
実際カメラマン、フォトグラファーをされている方はよくわかると思うけど、別にすごくもなんともない。
お医者さんからでもそんなことを言われるので
「いやいや、先生のほうが断然すごいですよ」
と、社交辞令でもなんでもなく答えます。
おそらく
「すごい」
と思われているのは
「よくわからない」
から、そう言われているのではないかと思います。
こういうときによく例え話として出すのが
「プロドライバー」
という単語です。
車を運転してお金を稼いでいる人はみんな「プロドライバー」だとは思うのですが、ぱっと思いつくだけでも
・タクシーの運転手
・運送会社のドライバー
・バスの運転手
・なんか偉い人のお抱え運転手
・ジムカーナの選手
・F1ドライバー
このくらいは挙げられます。
彼らはみんな「プロドライバー」ですが、もちろん求められるスキルは違いますし、簡単になれるものもあれば、頑張ってもなれないものもあります。
「プロカメラマン」
というのもこれに似てるのかなーと思ってまして、
・写真作家
・広告撮影する人
・建築撮影する人
・写真館の人
・運動会とか遠足を撮影する人
などなど、色んなジャンルの人がいて、こちらも求められるスキルが違います。
この時ドライバーは結構皆さん知っているのですが、カメラマンはあまり一般の方知られてないんですね。
なので、上記に列挙した職業がごっちゃごちゃで境界がないイメージで捉えられているみたいです。
まぁ実際垣根なく色々撮影される方も多いので、難しいっちゃー難しいのですが、カメラマンと言う単語はものすごく一般的なのに、なかなか職務内容を理解してもらえないなぁ
という記事でした。
皆様の中で、なにか工夫されている点とかありましたら、コメントください。