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東京オリンピックのマスコット

おはようございます。
大阪でフリーカメラマンをしている永田謙一郎です。

今回は時事ネタ
東京オリンピックのマスコット選出の話。

オリンピックのデザインと言えば、まずはロゴの剪定で大コケしてしまい。
いろんな意味で注目が集まりました。
これの影響を受けてかどうかはわからないですが、マスコットデザインの最終決定は「何も責任能力のない、子どもたちに多数決で選んでもらう」という、非常に日本人らしいというか、責任の所在が誰にも及ばない形で選出されることになりました。

この選出方法が発表されたときに別のところに記載しましたが、選出方法を聞いたときの率直な感想として
「あー、やっぱりデザインやアートっていうのは理解されにくいものなんだなぁ」
と思いました。

オリンピックのマスコットということなら、やはり「歴史」や「時代」というのが反映されている必要があります。
特にデザインやアートの分野は、何も「ポッ」っとアイデアが出てくるものではなく、今までの膨大な歴史情報に基づいて作られるものなんです。
わかりやすく言えば、昨今のwebやスマホアプリのデザインは「フラットデザイン」に表されるように、シンプルなデザインが多いです。
これは少し前に反乱していたFlashに代表されるリッチなコンテンツ(装飾が多かったりするやつ)に反発する形で生まれた気がします。

つまりファッションなんかもそうですが、前の時代のものが壊され、新しいデザインが出てくるんです。
これはつまり1本の歴史上に「今」があるということなんですね。

これは完全に知識の問題になるので、よく
「デザインはセンスでしょ?」
「直感でしょ?」
なんて話をする方がいらっしゃいますが、センスの前に膨大な知識がいるんです。

話は戻り、マスコットの選出方法について。
当然「子ども」たちは、昔のデザインなんか知らないですし、そもそもデザイン学を学んでいるわけでもないので、そんなこと知る余地もないわけです。

ニュースでは
「顔に日本の伝統である市松模様をあしらったキャラクターが選ばれました」
と、伝えていますが、子どもたちは別に「市松模様」だから選んだわけではないと思います。

感覚的に例えて言うなら、
日本吹奏楽コンクールの代表を決めるのに、
「この3曲を子どもたちに聞いてもらい、多数決で決めましょう!」
と言っているようなものです。

もっと言えば、
「今回の物理学大会(そんなものがあるかは知らない)のグランプリを子どもたちに決めてもらいましょう!」
に似ているのかもしれません。

また、このルール(選考方法)は事前にデザイナーに伝えられていたんですかね?
それだったら伝統とかはどうでもいいから、「子ども受けするキャラクター」のほうが有利ですし……
今回の選定方法で負けてしまった方が、納得するとは思えないですしね。

誰にも責任は持たせない
「世間」という架空人物が選んだものなんだよ

というのが日本人らしいというか……
皆さんはどう思われてるのかな??
気になります。

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永田謙一郎(フリーフォトグラファー)

Photographer | Osaka。35歳で脱サラしてフリーカメラマンに。Youtubeで写真チャンネルやってます。オンライン写真コミュニティPhotoShooters-Lab主宰 。写真事務所「永田フォト」代表。

NAGATA style

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