建物撮影の現場で気をつけること
おはようございます。
大阪でフリーフォトグラファーをしている永田謙一郎です。
今回は建物撮影の現場で気をつけることを書きたいと思います。
わたくしの仕事として建物の竣工写真を撮らせていただくことも多いです。
できたての建物は見た目も機能も素敵で
「いつかはこんな家に住みたいなぁ」
「こんなおしゃれな事務所を構えたいなぁ」
とか思うのですが、今のところ収入の殆どは機材に持って行かれているため、実現するのはまだまだ先になりそうです。
さて、建物の撮影に限らずですが、撮影スタイルと言うのは十人十色、百人百様、みんな異なります。
「あの人がこうやって撮れと言ってたから」
とか気にする事は全くありません。
なので下記に書いていることも自分に合わなかったら気にしなくて構いません。
(このあたりのこともいずれ書きたいなぁ……)
建物を撮る場合のわたくしのスタイルは
・三脚使用
・広角レンズだがシフトレンズではない
・後の画像補正ありき
で撮ることが多いです。
もちろん現場によっては三脚無しで撮ることもあります。
臨機応変、適材適所ってやつです。
上記の技術的な話は別の機会にするとして、建物撮影をする上で
神経を研ぎ澄ましてMaxに気にしなくてはいけないこと!
というのがあります。
それは……
建物を傷つけないということ
……いやマジで。
建物撮影の場合、三脚を使うことが多いですが、建物内を移動するときは三脚の足とかMaxに気をつけておかないと、壁に当たったりします。
新築の白い壁なんか、軽く当たっただけでゴムの黒い色がついてしまいます。
物を落としたら床に傷がいきますし、扉の開け閉めも非常に慎重に行う必要があります。
一見洋風の「土足OK」っぽく見せといて靴を脱がなくてはいけないところもあります。
また写真の見栄えを良くするために、物を移動したりもしますがその時も最新の注意が必要です。
引きずるなんて持ってのほかで、どんな小さいものでも
「これはウン百万するに違いない」
と思いながら運ぶことが重要です。
現場に先方のスタッフさんがいるときは更に更に気をつけましょう。
三脚を使う場合は
「三脚を使ってもいいですか?」
と一声かけるくらいがいいです。
(実際嫌がる方もいます)
フォトグラファーたるもの、写真はきれいで当たり前。
それ以外の部分に注意することも必要です。