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Innovativeレストラン KOBAYASHI

「人生で僕が料理できる回数って限られてるんですよね」

オーナーシェフの小林さんはそうおっしゃられました。
確かに人生は有限で、それなら価値観を共有できる方に食べていただきたい。
そういう思いでお店の形態を

1日1組 4名まで

と変更されました。

限られたお客様にありったけの全力で挑む。
料理にかける情熱は果てしなく、24時間本当に「どうすればお客様を喜ばせられるか」ということを真剣に考えられています。

お店のテーマは「Innovative」
誰も経験したことのない食体験を感じられるレストランです。
「これが将来のリゾットの形です」
と今までのリゾットとの概念を打ち壊すリゾットが出てきたりします。
小林さん曰く、これからは技術も更に進歩していき五感で楽しむ料理が当たり前になってくる。
料理のスタイルも二極化していき
・お腹を膨らますだけの料理
・エンターテイメントの料理
と格差が出てくる。

と数年後、数十年後の「食」を見据えながらメニューを研究されています。

そんな中、小林さんから
「お店の写真を撮ってほしい」
という依頼がありました。

これだけ熱い想いを持たれている小林さんに
「どんなコンセプトで撮りましょう?」
と聞いたら
「今までの飲食店の写真ではない感じで」
「永田さんの作品として撮ってほしい」
というありがたい言葉をいただきました。

しかしながら実際に飲食店を作品として撮るというので頭を悩ませました。
通常店舗の写真というのは「情報量」が肝です。
1枚の写真からどれだけ情報が得られるかを意識します。

しかし、今回は真逆の引き算をしました。

いらないものは削ぎ落とし、コンセプトである「時間」「空間」を意識させる。
それでいて「美しい」

撮影をはじめてしばらくの間は、なんだか「頭でっかち」になっててうまく撮れませんでした。
撮影しながらも小林さんと「店のコンセプト」や「今後の食」について熱く話をしました。

話をしながら撮影していると徐々に感覚が研ぎ澄まされてきて、とある1枚を撮ったときに「これだ!」と思いました。
それがこの写真

多分観てる人には
「なぜこの写真で?」
って思われるかもしれません。

でも永田の中では確実にこの一枚で手応えをつかみました(笑)

料理の写真についてもアプローチを変えました。

↑ パンです。

どこまで思いに答えられているかはわかりませんが、写真家として一つ成長できたような気がします。

心斎橋にあるレストランKOBAYASHI
誰も体験したことがない食体験をされたい方、ご紹介させていただきますよ。

〒542-0083 大阪府大阪市中央区東心斎橋1丁目14−21

050-3503-9711

ご予約はこちらからも出来ます。



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